「ひるがの高原ウォーク」に行く

東海北陸自動車道
ひるがの高原サービスエリア。
ここに緊張した面持ちの二人のアスリートがいた。






SUZUさん
「ほらご覧なさい。みえますか！
あの中腹あたりをずーっと歩き続けるんですよ、
なめてかかったら
大惨事になりますよ！」

マスターY
「うーむ確かに。
今回ばかりは『ピクニック』ではすまされないね。」

厳しい眼差しを向ける二人。



オレはといえば
今日のコースはあそこじゃなくて背中を向けている
反対側だよ。めっちゃなだらかな平地だよ～って
どのタイミングでいえばいいのかわからず
ただ茫然と立ちつくしていたのだった。









「はいはい4名様～ありがとうございますぅ」

オレの知らない大会がこの地方でも
いっぱいあるようだ。








集まってるな皆の衆。
その数450人！








「第8回ひるがの高原ウオーク(10キロ）」

集合場所：ひるがの高原コキアパーク

集合時間：9月24日（日）～9：30受付
　　　　　参加費　大人1500円　小人500円

コースはこんな感じだす。
最後にちょこっとだけ登りはあるけど
ずっと平坦な道のりです。
「ピクニック」です。








SUZUさん
「まぁ、平地だろうとなんだろうと
このワタシには関係あるまいて。」

ウォーキング大会には二度と参加しないと

いっていたオジサンも
この大会が10キロしか歩かないと知り
「皆さんの熱意に負けました」とかいうて
ノコノコやってきたのだ。








みんなポールそろえてんな！
LEKIじゃないんだよ。
初めて知ったけどさ
みんな「SINANO」ブランドだよ。









この恥ずかしいくらい爽やかな演出。









10時スタートでぇす。








木漏れ日のなかをつらつら～

うおっ！
覆面レスラーがゲスト参加してますよ！







天気もいいな、こんちくちょー！








マスター
「今度の10月の連休はさアルプス行きましょうよ！
涸沢なんてどう？上高地サイコーだよ！」

ストロングマシーン
「からさわ？遠すぎます！泊まり？ムリですって！」









このオトコの極まったセンスには
なんびとも到達できない。









ブナ林を抜けるとですね、

「分水嶺（ぶんすいれい）です。
大日ヶ岳から流れてきた水が
ここで太平洋側と日本海側に分かれていくんですよ。
いわゆる「運命の分かれ道」なんです。

アナタは岐路に立ったとき、
安易な道ばかり選んできたのではないですか？」

ええ、おっしゃるとおりですよ。
それが何か？










「先を急ぎましょう」

なんじゃいな！








給水ポイントがありました。








ラストもうちょいです。
このあたりから登りが始まります。







「漢字だと『蛭ヶ野』となるんですね」

ゾッとする名前だな。









はい到着。









スキー場だね。
この下に降りればスタート地点だよ。








いいトコやないの。







おにぎりパクパク。









スタスタ下ります。








ゴールー。

13時です。

抽選会もありましてね
ゆーてたシナノのポールとか当たります。

オレたちは参加賞のタオルを頂戴しました。

豚汁とかベーコンとかもパクパク









さぁ次は上高地？紅葉の涸沢？

いいね～いきたいね～
ね、SUZUさん！

「行きませんよ。

そんな顔してもダメです！
ホントムリ！
断言します。いきません！

ブンスイレイではありません！
二択ではありません！

行きません！！」



なんやねん。