「笠置山なんじゃもんじゃウオーキング」に行く [岐阜のやま]
中央道恵那インターを下りる。
ここは岐阜県恵那市
オレ
「そこそこ、そこを右折な」
バッキーボーイ
「・・・・・・・」
オレ
「うわーっ! でたぁ!熊だぁ! バッキー!
怒らせないように静かに通り抜けるんだ!」
バッキーボーイ
「・・・・・・・」
バッキー
「はあ・・・気が重い・・・
今回はホントに気が重いですわ・・・
今からでも帰りたい・・・」
バッキー
「すみません・・・予約した2名です・・・」
受付のお母さん(ギョッとすることもなく)
「はいっ!2名様で1,000円いただきます!
ジュースを受け取ってくださいね」」
「笠置山なんじゃもんじゃウオーキング」
開始日時
2015年5月31日 8時30分
終了日時
2015年5月31日 15時00分
場所
笠置コミュニティセンターほか集合
内容
本州最高峰に自生する樹齢270年の天然記念物
ヒトツバタゴ(別名:ナンジャモンジャ)や、
山頂に自生するヒカリゴケ、ミニサンショウウオの
アンコウなど、笠置山の自然に触れながら
ウオーキングを楽しみます。
山頂では、地元特産品が当たるビンゴゲームを開催します。
集合場所と時間
1.笠置コミュニティセンター
(さわやかコース5.2キロ)午前8時半集合
2.笠置山登山道記帳小屋
(らくらくコース2.9キロ)午前10時集合
3.高根駐車場
(お先に失礼コース0.9キロ)午前11時集合
参加費
笠置町のえらいヒト
「え~
なんといいますか~
おれがあいつで~
あいつがおれで~と
いったあんばいでござましてぇ~」
おいっ、バッキーボーイ
ヒトの話を聞くときは腕を組むなよ!
シツレイだろ!
バッキー
「好きで腕を組んでいるんじゃないですよ!
恥ずかしいから隠してるんじゃないですか!」
「なんでこんなことで
わざわざTシャツをつくるんですか!?
アタマおかしい!狂ってる!」
「おかしくないわ!
オレはなんでもココロから楽しむオトコなんだよ!
このイベントに命をかけてるんだ!
大体、オレの金で製作したんだぞ!
Tシャツ屋さんとな、何回も打ち合わせして・・・」
「じゃあ!せめてそっちの『なんじゃ』をくださいよ!
オレもどうせなら『なんじゃ』がいいですわ!」
「アホいえ!『なんじゃ』はオレのもんだ!
『もんじゃ』だけは着る事はできん!!」
ああーっ!いつの間にか出発してるぞ!
しゅっぱつ、しゅぱーっつ!
ついこの間にマスターYさんと来てから
オレはすっかりこの笠置山が気に入ったんだよ
バッキー
「しかし意外というか、全くというか
このシャツに誰も反応しませんね」
それでいいのだよバッキーボーイ
なんじゃもんじゃ様
また来ましたぜ~
勇気ある少年
「もんじゃさんて下の名前はなんていうんですか?」
バッキー
「え?えーっと、なんていうのかな?うーん・・・」
オレ
「もんじゃレッドでいいよ!もんじゃレッド!」
(真剣に考えるなよ・・・)
連写でガンガン撮った
広報のおねーさん
やめてくれーっ!
オレは楽しみたいだけで
目立ちたいのではないのよ!
(ややこしい男)
あっという間にとうちゃーく
オレ達は異分子
皆から離れてごはんモグモグ
この疎外感・・・・たまらないぜ!
さぁ展望台に行こうぜ
なぁすごいだろ~
こんな手軽に登れるのに
こんな景色いいじゃんね~
高所恐怖症のバッキーは凍りつく
(ダメだったなオマエ)
ヒカリゴケ~
くぐり岩でオマエの煩悩をリセットじゃー!
オレ
「おい見てみろ!警官の格好をした変質者だぞ!
制服マニアが山登りしてるわ」
バッキー
「違いますよ!ホンモノのお巡りさんでしょ!
怒られますよ!」
お巡りさん
「ウフフ(ハート)」
ああ駐在さんも心優しいな
オレ
「さぁ、とうとう始まるな・・・
本当の戦いはこれからだぜ」
バッキー
「負けませんよ!」
山の頂上でみんなでビンゴ大会!
しかももれなく商品つきよ!
めっちゃコドモ集まってきた。
番号が読み上げられる度に歓声があがる。
オレ
「うおーっ!ここまできてるのに
全然ビンゴにならん!なんでだ!こい!こい!」
バッキー
「えっ?あーっ!きたぁ!ビンゴ!ビンゴ!」
ナニィ!お前がぁ!
4番目!?
4位!やられたぁ!
バッキー
「すみませーん!
はいはいビンゴでーす!
皆さーん、もんじゃです!
もんじゃがやりましたよ~!」
(まばらな拍手)
おまえ、そんなキャラだったか?
あーあ、
何かアイツのバカ喜びに
キレイな景色も色あせたわ。
ちなみにオレは41番だった。
(それだって上位だぜ)
バッキー
「ああー!なんかすがすがしいなぁ!!」
有頂天になったこのオトコが
愛想を振りまきだしたら
なぜか途端にコドモたちが
わんさと押し寄せだした。
これこれお嬢ちゃん
その男に近づくと
「もんじゃ菌」がうつるぞ!
えっ?みんなでワラビ採りしたいって?
バッキー
「なんかメチャメチャのどかですね~」
確かになぁ
いたいけな娘たちよ
その男の外見に惑わされるでない。
外面というのは結局
骨の上に張り付いた
ただの薄い皮だけのコトであるぞ。
「はい!とーせんぼ!」
ははは、イマドキの子でもやるんだな
チビッコたちと楽しくしゃべりながら
あっという間に終点のコミュニティセンターへ。
41番の景品は笠置名物「ゆずようかん」だった。
ありがとうございます。
バッキーボーイ、4位の商品はなんだよ?
えっ?引換券はコドモにあげた?
オマエやさしいなぁ
(つうかオレにくれよ)
バッキー
「なんかオレ、笠置町に住みたくなってきましたよ」
住めばいいじゃねーかよ。
バッキー
「あっ、なんか怒ってますぅ?ウフフ」
ああー
気分直しに新しいシャツでも作るか!
「あな」と「えるざ」なんてどうだろかな
(ぜったいアイツに着させてやる)