木曽駒ケ岳をゆく [長野のやま]
うわー
なんじゃこりゃー!
バス停前というか、路上ですよ、路上!
どないな状況なの!?コレは!
SUZUさん
「油断しましたね、まさかこれほど混んでいるとは」
マスターY
「朝に出発してたら駐車場に停めれなかったんじゃないの?」
まだ4時過ぎなのにこの行列!
300人は並んでいるぞ
オレもアホだがアンタたちもたいがいだな!
そんな10月初旬の連休に
おやまクラブ
木曽駒ケ岳をゆく
名古屋を深夜1時に出発して
2時間かけて中央道の駒ヶ根ICを下車
そしてそのまま道沿いのココは
「菅の台バスセンター」
一般車両はココまでよ
ここからは路線バスに乗り換えて
ロープウェイ乗り場まで行くのだ。
4時過ぎにキップ売り場がガラガラーっと開いて
往復のバス+ロープウェイ代セットで3900円を払う。
JAFカード割引きはないのね
始発はシーズンということで5時15分!
ギュウギュウにして行くかと思ったら
立ち乗りはなしで
座席が埋まったら出発だった。
だからこんなに早く出てきても
最初のバスには乗れなんだ。
(後からじゃんじゃんやってくる
2本目に乗ったよ)
クネクネ山道30分で~
中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ
「しらび平駅」だ
朝日を浴びて空の旅
7分ほどでホテル千畳敷とうちゃく
(センジョウジキっていうのね)
すでに標高2,612M
こりゃ楽ちんだ。
おーっ
これはこれは絶景かな
よくテレビとかで見る景色
千畳敷カールだ
SUZUさん
「ザンネンですね、紅葉はピークを過ぎているようです」
ヒトが小さいな
あすこを登るのね
マスターY
「むにゃむにゃ・・・
(今日こそステキな出会いがありますように)」
煩悩よ
今すぐこのヒトから立ち去っておくれ・・・
今回はHPにあった
「馬の背・濃ヶ池一周コース」をチョイス
ホテル千畳敷50分→乗越浄土20分→中岳40分→駒ケ岳60分
→分岐10分→濃ヶ池35分→駒飼ノ池30分→乗越浄土30分
→ホテル千畳敷ってカンジで往復4時間半
SUZUさん
「・・・・・・つらいです」
意外と登るんだ
久々だなSUZUさん
オレみたいに
もうちょっと派手な恰好したら?
「若いヒトはいいですね」
アンタ、オレと同い年でしょーっ!
ビュービュー風が強いのよ
予想以上に寒い
おーっ
御嶽山だな
遠くに富士山も見える
2時間ほどで
木曽駒ケ岳
2,956M
ポーズをとるSUZUさん
そんなとこで左足をかける必要ないじゃんか
SUZUさん
「いえ、つい若い頃を思い出していましてね」
(左足と関係ないでしょ?)
SUZUさん
「はあはあ・・・ぐぐぐ
ザンネンながらお別れです。
ワタシを置いて先にいってください」
そんなコトいうなよぉ!
ほら槍ヶ岳とか見えてるよ!
行ったことあるからいいって?
ふーん・・・・
えっ!?
今なんて言った?
槍ヶ岳に行ったことあるの!?
マジーっ!?
オジサンが!槍ヶ岳にぃ!?
山小屋でバイトもしてたぁ?
「はい、毎日う〇ち棒でう〇ちを叩いていました」
(意味不明)
なんかわからんがすげー!
すげーよSUZUさん!
さあここからは「馬の背」
稜線を行こうぜ
キモチいい展望だ
駒ケ岳付近はヒトがいっぱいだったのに
このコースは全然いないな
静寂に包まれて
(ザクザクザク・・・)
(はあはあはあ・・・)
タマラナイ
ユーダイな景色を楽しむこと60分
濃ヶ池分岐点で往路に入ります。
これかいな
濃ヶ池
山道をひとりゆくSUZUさん
ワタシのことは放っておいてくださいとのこと
(放っておくわけないじゃない、グヘヘ)
苦難の道のりを終え
アツアツの豚汁(900円)をすするSUZUさん
「ほぎゅ、ほひぃひょひょ、しゅしゅしゅ
(エネルギ補給なのです)」
14時頃のロープウェイに乗る。
入口で整理券が配られていて
実際に乗るまで1時間待っちゃったよ
何台もすれ違いによる一時停車を経て
バスセンターに帰ってきたよ
ああ
たのしいやまだった
SUZUさんは捻挫をしたということで
後日病院に行きました。
そこで先生からしばらく登山を控えるように
言われたって・・・
あ、そう、
そうですか。
中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ
https://www.chuo-alps.com/