生瀬~武田尾 廃線トンネルを行く [大阪っていいな]
9月某日。
早朝
オレはJR福知山線にその身を預けていた・・・
兵庫県西宮市
降り立った駅の名は「生瀬(なまぜ)」。
おやまクラブの新たな序章が
今静かに始まろうとしている。
駅を右へ出て国道176号へ。
その国道を左折し川沿いにまずは歩こう。
前を歩く二人の若者
ココロに傷を負った羊たち・・・
その閉ざされた表情からは
なにも読み取れない。
10分以上は歩いただろうか
高速道路の高架をくぐり
側道に「木ノ元地蔵尊」の看板を見つけたら
横断歩道を渡り反対側へ。
何気ない砂利の道。
その先にあるもの。
デーン。
(ドラえもん調で)
「旧福知山線 廃線トンネルのみちいー」
涼しげなせせらぎを傍らに。
ほら見てごらん。
まくら木だよ。
かつてココを汽車が通っていたのだよ。
かつての何か。
さあ、
ココロの闇と対峙するのだ。
「暗闇はなく、無知があるのみ」
おお
く、くらい。
ナニが怖いって
暗闇の中にポツンと
なんかフクロが置いてあるのがコワイ・・・
フフフ
まだまだ
なんのこれしき
すずしー
すずしー
さらに奥地へ。
2個目のトンネル。
ああ
なんかしらんがモヤが・・・
木の間が気になる。
コワイ。
うおー
まっくら!
何も見えん。
(あれ?みんなキャッキャッ言って喜んでる)
コレはさすがにライトいるわ~
あー
こわかったあ。
一本道がずんずん続く。
トンネルだけではない、
もうひとつのお楽しみ。
でーん
「鉄橋」
あれ?
なんだあ
通れないの?
横の通路を行くだよ。
ざんねん。
そろそろ終点。
最後のトンネル。
向こう側のぼやけた人のシルエットが
まるで「未知との遭遇」のラスト。
武田尾温泉。
事前のリサーチ不足で
温泉を利用することはかなわなかった。
そしてJR武田尾駅。
歩くこと6km。
Wellness Link 1万歩。
2時間ちょっと
10時過ぎには終わってしまった。
ちょっとした探検気分が味わえる廃線ハイキング。
これは面白い。
山ガールがいっぱいいるよと
連れ出したカイシャの若人たち
ウソをついたオジサンを許しておくれ。
(2011年9月)
2013-05-04 22:08
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