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kiddies go [雑貨っていいな]


ゴホゴホッ

風邪をひきましてね
3日間連続で朝5:00に起きて
1時間ほどジョギングしたんですよね
そしてすぐこの有り様。

風邪をひいても会社出てきて
仕事しながら治せという
根性世代ですので
きつかった水木金の3日間。

そして心細くなって電話
トゥルルルル

ジェイロー
「風邪ひいちゃってさ~
インフルエンザかな、せきがひどくてさぁ」

ワイフ
「まあ タイヘン」

ジェイロー
「・・・・・
(もしや子供にうつるから帰ってくるなと・・・)」

ワイフ 
「・・・・
(もしや風邪なのに帰ってくるなんて言うんじゃ・・・・)」


ジェイロー「・・・・・・・・・・・・・・・」

ワイフ 「・・・・・・・・・・・・・・・」


ジェイロー「・・・・・・エヘ、エヘへ」

ワイフ 「・・・・・ウフ、ウフフ」


ジェイロー「エヘへヘヘヘ」

ワイフ「ウフフフフフフ」


*******************


この春に単身赴任になるお父さん
ようこそいらっしゃいました。
ワケのわからない話が多いですが
あくまでひっそりと単身赴任を呪う館でございます。

ゴホゴホッ
ただ単身赴任といっても
できることは精一杯やりましょう。

まず新たな生活の第一歩ですので
家具にしろ電化製品にしろ

「すべて新たに買ってください」

奥様のお許しが出ない場合は
持っていくと見せかけて
すべて現地で売り払うのです。

そしてそのお金でまずは
うどんチェーン「味の民芸」で
肉すきうどんを食べて下さい。

そのあとに最初に購入するのはコチラ





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幼児向けの収納バケツ
その名を「kiddies go」






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4色あって1,768円





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決して幼児プレイをしようというのではありません。
幼児プレイの素晴らしさについては別の機会に。(←ウソ)






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これを洗濯物カゴに使うのです。







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愛の要塞は1品1品を
こだわりぬいて作り上げるものです。

一切の手抜きなし
箸やコップ1個に至るまで。
その象徴たるものが洗濯カゴ。
こだわるカテゴリではない。
正直なんだっていい。
下手したら100円ショップで売っている。
だが買わない。
ただしブランドありきではない。
価格が高ければよいでもない。

すべてはデザイン

自分が選び抜いたモノで
全て埋め尽くされた時、
初めて単身赴任が始まるのです。
その夜はちっとも寂しくありません。

(実際は寂しいです)





(2013年2月)





六甲山をゆく [関西のやま]





7月の終わり、早朝。
オレは兵庫県JR芦屋駅を降りた。

前を歩くのは勤め先の若者たち。
「いま、山はオンナの子であふれている」
そんな言葉にまんまとだまされた2匹の子羊。






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しかし・・・

・・・・・・

気になる・・・

ちょっと聞きたいが
それって「サンダル」じゃないのか?

えっ?「サンダル」じゃなくて「クロックス」?
いや、そういうことを聞いているのでないぞ。






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すみません・・・
何回もきいて悪いのですが、
それはもしかして「登山用のクロックス」なのですか?
世の中にはそんな商品があるのか!?
ソールはビブラムなのかぁ!?






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フフフ、いいだろう。
「おやま」の恐ろしさを味あわせてやる。
一生消えない地獄の苦しみを知るがよい。
グヘヘ・・・・






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阪急芦屋の駅からトボトボと
閑静な住宅街を抜け、
「高座の登山口」へ。

おやまクラブ関西隊として
オレは「六甲山」に行くことにした。
もちろん初めてのトライだが
会社の子が調べてくれた、
「芦屋ロックガーデンから六甲山最高峰、
そして有馬温泉でちゃぷちゃぷ」コース
を選択した。







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ロックガーデン
さあ始めよう。
8:00出発。






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おっといきなりの急斜面。
なるほどロックガーデンとはこのことか。







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しかし暑い。
メチャクチャ暑いぞ。





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サンダル小僧が
キャッキャッいって登っていく。

まだオレの半分しか人生を知らぬ若者よ、
オレはお前のために全身「ホグロフス」でまとめて
きたというのに、気にはならんのか?

「カッコいい服ですねぇ!なんてメーカーなんですかぁ?」
その一言がなぜ言えぬ!

(ああ、どうしよう
「ねえねえ、この服どう?似合ってるかなあ」って
自分から言うべきか、ドキドキ)







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8:40風吹岩到着






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なるほどこりゃキレイだ。






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何人もの登山者が小僧のサンダルを見て
ギョッとして通り過ぎていく。

「うわぁ 兄さん、スゴイなぁ~」
声を掛ける人も多かった。






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はあっはあっ
意外とすぐには着かないものだな。






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こいつらずーっと喋りっぱなし。
えらくないのか!?






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オレはいつも正直でいたい。

このブログを見ていただいている同志にも
包み隠さず話そう。

オレは今・・・
完全に足手まといになっている。

クロックス野郎のスピードについていけない。
あのサンダルにオレのメレルも悲鳴を上げているのだ。

「おーい、もっと景色みながら歩けよ~、」
(※ゆっくり歩いてください)

あーっもうダメ!
休憩、休憩。

ぜえぜえいいながら座り込むオレを
上から見下ろす若造。
「・・・・・・・・」

や、やめろ!そんな目で見るなあ。







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なんだアイツは!
クスリでもやってるのか
キャッキャッいいながらズンズンいってしまう。







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一軒茶屋到着。







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ぜえっぜえっ・・・・
お、おえっ。

オレの視界に入るのは
カキ氷を食べながらタバコを吸うゴムゾウリ野郎。

大体なんだ、そのシャツの模様は!
どんなセンスなんだオマエは。

ヤツが何かしきりにしゃべっているようだが、
バッテリーがゼロになったオレには何も聞こえない・・・






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はあっはあっ
な、なにもないトコだな。

小屋からものの5分で頂上到着(931M)
11:40
やっと六甲山山頂に到着
ここまで15,000歩 9km
結構な距離だぜ。






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後ろだよ、う・し・ろ!
いいんだ
いろいろと事情があるんだ。
だまって立ってろー

しかし
改めて見る・・・
ちょっとそこのコンビニまでって感じの
この小僧のなめた格好。

だが
オレは負けた・・・
ホグロフスで全身を揃えても勝てなかった・・・
3年かけたオレの登山スキルが
山登り初体験のサンダル青年に負けたのだ。







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このまま有馬温泉へ。






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(会社での光景が頭によみがえる。)

小僧
「無理ですよ~、先輩みたいに登れないですよ~」

オレ
「大丈夫さ、ゆっくりオマエのペースで登ってやるからさ~」








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有馬温泉に到着。
22,000歩 14Km







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面白くない・・・
この登山はなんて面白くないんだ。







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「金の湯」
650円でお湯をいただく。
にごりのあるよい湯だった。






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はじめて来た有馬温泉・・・
こんな気分で訪れたくなかったぜ。






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観光もそこそこにバスで芦屋まで帰る。
阪急バスで760円 45分の旅

クロックスを履いた若者は
涼しい顔で芦屋駅に消えていった。

待っていろ、小僧。
明日からオレの陰湿なイジメが始まる。

と思ったら小僧は会社のいろんな人に
「あのヒトは全然大したことない」と
言いふらしていると聞いた。

うううう・・・・どこだっ!?
登山用クロックスは
どこで売っているのだーっ!





(2012年7月)


MIDNIGHT RUN ~ミッドナイトラン・サウンドトラック~ [音楽っていいな]


私たちが暮らす星、地球。

この惑星には欲しくても手に入れることが
困難なCDが2枚あるのです。

1つは
RE-FLEX 「THE POLITICS OF DANCING」
リフレックスです。
80年代ブリティッシュインベンションを象徴する1枚

その貴重な音源は大阪日本橋のK2レコードさんで
あろうことか今も「レンタル」されています。
ホントに奇跡です。

そして残りのもう1枚を探しだすことが
私のライフワークでした。

そしてその日がやってきたのです。






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海を渡ってやってきたのは
大英帝国からのエアメール。

封を開ければ






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ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
「MIDNIGHT RUN」

新品です。
未開封です。

やった・・・
オレはやったぞー!!





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興奮してもう1回のせてしまう事をお許しください。

ロバートデニーロ主演のアクションコメディ
「ミッドナイトラン」
そのサントラCDです。

長いこと探し続けましたが
ホントに流通してません。
勤め先の仲のよいヒトの奥サマが
英語ペラペーラだというので
禁じ手とは思いましたが、
海外のAmazon.Comで
代わりに購入してもらったのです。
価格は20ドルほど、1,600円ぐらいなのでしょうか?





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そこまでしても欲しかったCDです。





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映画のストーリーに沿って軽妙な曲が続きます。

「ミッドナイトラン」は今から24年前
1988年のアメリカ映画です。
当時はダイハードの第1作が封切られ
話題になっていた年でした。

傷ついた過去をもつ頑固な賞金稼ぎ
(ロバート・デニーロ)と
犯罪をおかしてしまった人のいい会計士
(チャールズ・グローディン)が
マフィアとFBIに追われながら
ニューヨークからロサンゼルスへむかう
アメリカ横断ロードムービーです。

人はいいけどうっとうしい会計士と
それにイライラしっぱなしの賞金稼ぎ。
喧嘩してばかりの二人ですが、
自分の信条のためにうまく生きていけない損な人たちと
いうところで根っこはつながっています。

この映画に登場する全ての人物が愛くるしいのデス。
脚本もうなるほど練りこんであります。
そして笑える笑えるー

おカネをたかろうと別れた妻の家に乗り込んだ時の
実の娘との居心地のわるーい再会のシーン、
ラストシーンのお互いを認め合った後に
訪れる爽やかな別れなど
今でも印象に残る名シーンの数々。

いやなヤツのちょっといいトコロ。
こんなヤツでもそんな優しい一面があった、なんて
そんな作品がスキな私。

それは小学生の時に初めて読んだマンガ
「火の鳥 鳳凰篇」の
ハヤメ姐さんの心意気が
私の価値基準となっているからだす。

盗賊で人殺しの「我王(がおう)」が
何気なく助けたてんとう虫。
我王は悪い人間ではないと知って
うれしくなって人の姿に化けて
アイツに嫁いじゃうなんて!
すごいヨ ハヤメちゃん!






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監督のマーチンブレストは続いて
1992年にアルパチーノ主演で
「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」と
いう映画を作ります。

ホントに迷惑なオジサン(パチーノ)と
つきあうハメになる青年の苦労話ですが
これも最後の最後にオジサンは若者に
ものすごい「贈り物」をぶちまけるのだ。
この爽快感はハンパではない。






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私も当時のデニーロと同じ年齢になってきた。

この作品がいいのか、音楽がいいのか
改めて聞いてもくだびれたカラダに
かなり効きますぞ。

カントリー調の軽妙な音楽が続きますが
スローバラード「WALSH FREES THE DUKE」で
癒され、ラストナンバー「TRY TO BELIEVE」で
明日からまた頑張れるってもんだ。

見てない方はまずは映画からどうぞ
笑いありナミダありでカンドー間違いなし。

ぜひぜひ。






ミッドナイトラン [DVD]

ミッドナイトラン [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD

サントラは
日本でも買えますが
異常な値段です。


ミッドナイト・ラン/オリジナル・サウンドトラック

ミッドナイト・ラン/オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: ダニー・エルフマン
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1988/11/28
  • メディア: CD

セント・オブ・ウーマン/夢の香り [DVD]

セント・オブ・ウーマン/夢の香り [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD

青春っていいな

有名な最後の大演説は字幕で見ましょう。

Only a Lad

Only a Lad

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: A&M
  • 発売日: 1987/07/07
  • メディア: CD



Nothing to Fear

Nothing to Fear

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: A&M Super Budget
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

素敵なサントラをつくったダニーエルフマン。
この人が昔やってた「オインゴボインゴ」も
違う意味ですごい。
(ホントに違う意味ですのでご注意ください) 
火の鳥 全13巻セット (角川文庫)

火の鳥 全13巻セット (角川文庫)

  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/03/14
  • メディア: 文庫


火の鳥 4・鳳凰編

火の鳥 4・鳳凰編

  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/06/19
  • メディア: コミック





(2012年9月)


「長久手新春ふれあいマラソン大会」に出る [スポーツっていいな]


愛知県長久手市

朝8時30分。
冬風がほおを切り裂く。





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デュアルマスターズ1パックと
マックのハッピーセットをおごる条件で
渋々参加を決めてくれたジュニア。
お願いだから
ぶうたれた顔をしないでおくれ。

そしてワイフ。
健康のためだと強引に誘ったが
心の内はわからない。
(怒っているのですか?)






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うおー
結構いるいる。






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「長久手新春ふれあいマラソン大会」

開催日 平成25年1月20日(日)
受付  マラソン  午前8時30分~9時00分
    ジョギング 午前8時30分~10時10分
会場  愛・地球博記念公園(モリコロパーク)
コース マラソン 5kmコース・10kmコース
    午前9時15分スタート
    事前予約が必要(5km60分程度で完走できる方)
    ジョギング 1.5km
    午前10時30分スタート 
    当日のみの受付

マラソン上位の方は表彰あり。
終了は正午。
参加費 無料。







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長い道のりだったぜ・・・

アシックスのジョギングシューズ。
ポラールの心拍計。
そして全身をおおうホグロフス。
もちろん小出カントクの名著は一冊まるごと暗記した。
(知識ゼロからのジョギング&マラソン入門)






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走るヨロコビを全身で感じたい。そして痩せる。

1ヶ月前、私は大阪の淀川の堤防に飛び出した。
おだやかな日曜の午後、上から下まで新品で
揃えた全身ピカピカのランナーは満を持して
日本アスリート界にデビューしたのだ。

そして800メートルほど走って死んだ。
ぜえぜえ・・・ゲホゲホッ
堤防のヘリに倒れこんだ私を
ベビーカーを引いたお母さんが心配して
声をかけようかどうしようかと
こちらをうかがっている。

こ、こっちを見ないで・・・
あ、あっちへ行ってください・・・
(いかん、吐いちゃう)

30年近く走るコトがなかった私は本当に死んだ。
(まさかこんなに走れないとは)

そしてそこから地獄の苦しみを経て
私は生まれ変わったのだ。
走る狂気へと。
神の領域へ踏み入れた者へと。







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ってあれーっ!?
いつの間にかスタートしてる!

しかもはやっ!

(こ、子供に抜かれた・・・)

ワイフもジュニアもキャッキャッ言いながら
私をおいてさっさと行ってしまった・・
(みんなで一緒に走ろうって決めたよなぁ!
 何故じゃ、何故なんじゃーっ)







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ハアッ ハアッ







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ゲホゲホッ
(みんな速すぎ)







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(あせるな自分のペースだ)
(心拍コントロールだ)






 
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フッフッハー
フッフッハー

普段はサイクリングコースなのだろう。
キレイに整備された1周5キロの特別コース。
わがファミリーはタスキをもらったが
このコースを2周する10km走者はゼッケンをつけている。







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ああ
なにかおかしい

「ふれあいマラソン」なのに
このとてつもない孤独感・・・







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ドドドド
ものすごい勢いで10km走者が駆け抜けていった。
すげーナニあれ
ほとんど全速じゃんか
周回遅れになってしまったな。







 
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あともう少し
心拍数は130オーバー
このペースならいける。







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私の前をゆく女性に沿道から
旦那さんが声をかけている
「ママ!がんばれ!もう少しだよ!」

愛という名のターボエンジン。
女性は私を軽々と引き離した。


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「とーちゃん がんばれええ」

あっ!母ちゃんとジュニアああ!
ゴールでまっててくれたのかぁ!

うわーん
一人じゃなくてよかった~

私は幸福感に包まれたままゴールした。






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5kmを41分かけて完走した。

幼児を連れたお父さんにはかろうじて勝った。
私は最下位から3番目であった。

そうして私のアスリートチャレンジは終わりを告げた。






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ありがとうモリコロパーク
ありがとう愛する家族
ありがとう協賛のアルペンさん








(2013年1月)


入道ヶ岳をゆく [三重のやま]


大自然への感謝と恐れを忘れてしまった人間、
それを嘆き悲しんだ神は
その力をもってこの山脈を7つに分断した。

鈴鹿セブンマウンテン・・・

今3人の選ばれた若者がその山を行く。
今回目指すは「入道ヶ岳」。
神の怒りを鎮めるために・・・






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神が立てかけた看板。
親しげな文体が
よりいっそう深い悲しみを感じさせる。






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我らが選んだのは「北尾根コース」
愛宕(あたご)の杜を経由し
アセビ郡を抜け
約束の地へ。






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北尾根コース出発の地、
名古屋を8時過ぎに出発し
鈴鹿IC下車。
そのまま右折してほぼ道なり。
椿大神社を目指せば道に迷うことはない。

この入り口前にクルマを止めることができた。
9:30出発
いきなりの階段がつらい。






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階段の先に愛宕神社。
これから先の苦難を乗り越えるために合掌。
「ブツブツ・・・」
ん?なんだって?

「(山ガール、山ガール・・・)」
贖罪の日は遠い・・・






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さあ
ここから





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荒涼とした冬の佇まい。





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この傾斜
つ、つらい





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はあはあ・・・






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澄み切った青空。






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おお幻想的。







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2時間でたどり着く。
ここは天界か
急に開けてなだらかな地が訪れた。








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あすこに見えるは御在所か
鎌ヶ岳も見えるよ。
気持ち盛り上がってきたー







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頂上はすぐソコ。






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てくてく







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絶景ひろがってきたあ。






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11:50
日本最高峰。






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そこは選ばれた人々が集う園であった。







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しかしすげー景色





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伊勢湾
四日市コンビナート
目を凝らすと
名古屋駅の高層ビル群が見えるよ。







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ああ
ココはいい。
かなりいい。

ううブルブル、
さすがに寒い。







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帰りは「二本松尾根」コース
げっ 
「オオカミヤシロ」って読むのね。






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行きと違うコースなのもよろし。







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うーんいいねえ
このカンジ。







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うおー
突然神様のメッセージ犬が
鈴を鳴らして駆け抜けていった。
襲われるかと思ったよ。







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何か匂いを嗅ぎ分けて追跡しているようだ。
猟犬?






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13:30下山
往復4時間
1万1千歩
7kmの旅であった。






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振り返って仰ぎ見る入道ヶ岳。
ケッコウな山だったぜ。







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お尻を向けてごめんなちゃい。
世の単身赴任のお父様方
一年お仕事お疲れ様でした。

来年こそは皆さんとともに家族の元に帰れます様に。
また、戻れると決まった時に
奥さんに「え?帰ってくるの?」なんて
まるで帰ることが悪いような変な感じに
なりませんように・・・・






(2011年12月)


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